sbi証券、楽天証券の違いについて
sbi証券、楽天証券ともに大手の「ネット証券」として有名な2つです。
しかし、そもそも「ネット証券」と一般的な「総合証券」との違いはなんでしょうか。
ネット証券と総合証券の違い
・実店舗があるか、ないか
総合証券には実店舗があり、いざという時窓口に相談しに行くことができます。
ネット証券では、窓口がありませんので、相談する際は、メールや電話です。
・営業担当者の有無
総合証券では、顧客1人に対し、専属の営業担当者がつきます。
ネット証券ではそういったサービスはありません。
・コンサルティングを受けられるか
総合証券では、売り買いの際に担当者に相談することができますが、ネット証券では
すべて自己責任で売り買いしなければなりません。
一見、総合証券の方が良いように見えますが、これらのサービスがある分、同じ商品を購入する場合でも、総合証券は手数料が高いので、おすすめできません。
総合証券側も手数料が高い商品ほど儲かるので、手数料が高い商品を紹介される傾向にあります。
そのため、sbi、楽天証券のようなネット証券がおすすめです。
この二つの証券を比較していきます。
sbi証券、楽天証券の違いは?
【sbi証券、楽天証券比較図】
sbi | 楽天 | ||
国内株式 取引手数料 |
10万円 | 99円 | 99円 |
50万円 | 275円 | 275円 | |
100万円 | 535円 | 535円 | |
米国株式 取引手数料 |
約定代金の 0.45% |
約定代金の 0.45% |
|
IPO実績 | 2018年 | 86社 | 11社 |
2019年 | 82社 | 26社 | |
単元未満株 | 〇 | △ | |
取扱外国株 | 9ヶ国 | 6ヶ国 |
【sbi証券の特徴】
・IPO銘柄に強い
IPO取扱銘柄が全体の約93.5%取扱をしています。また、sbi証券には抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが付加され、たまったポイントを使えば抽選されやすくなる独自のシステムがあります。
・取扱商品の多さ
外国株式に強く、9ヵ国の外国株式を購入することができます。(楽天証券は6ヵ国)
また、投資信託は2660本取り扱っており、そのすべてが買付手数料無料です。(インターネットコースのみ)さらに、ETF自動買付に国内証券唯一対応。
【楽天証券の特徴】
・楽天カードで積立投資ができる
国内証券で唯一、クレジットカードを利用して投資信託を購入することができます。
しかも、1%ポイントが付きます。とってもお得。
投資信託取扱数はsbi証券と同程度です。
・操作画面が見やすい、使いやすい
画面レイアウトが、パソコンからでも、スマートフォンからでも見やすいです。
また、パソコンで「マーケットスピード」をインストールすれば、日経電子版を無料でみることができます。情報収集にとっても便利です。
まとめ
【使い分けが大切】
私は、IPOや米国ETFを自動積立するのに、sbi証券。
投資信託の積立に楽天証券を利用しています。
自分の使い道に合わせて、証券会社を使い分けましょう。