株式投資はリスク管理が重要!代表的なリスクと失敗する人の特徴を解説!
株式投資はリスク管理が重要だというのは、多くの方が耳にしたことがあると思いますが、実際にどの様なリスクがあるのか詳しく知らない方も少なくありません。 勝てる投資家になるにはリスクについて正しく理解して、それらを回避することが何よりも大切です。
そこで本記事では、投資に成功している人なら誰でも知っている代表的なリスクと失敗しやすい人の特徴をご紹介していきます。
株式投資で利益を伸ばしたい方や新たに始めたいという方は、ぜひご参考にしてください。
株式投資の代表的な3つのリスク
①価格変動リスク
価格変動リスクとは、購入時から株式価格が変動して支払った金額を下回り、損失が出る事を指します。
リスクと聞くと怖いかもしれませんが、株価は日々変動するので、リスクとリターンは表裏一体のものだと理解することが大切です。
②流動性リスク
流動性リスクとは、売りたい時に売れない、または買いたいときに買えないリスクの事を指します。
株式投資には現金化を強制的に止める『ストップ安』と『ストップ高」というルールがあり、一時的に売買不可能になる事があります。
③信用リスク
信用リスクとは、有価証券の発行元が営業不振などを理由に債務不履行に陥る可能性の事を指します。
債務不履行に陥った企業の株価は下落し、最悪の場合投資元本も返還されないという恐れもあります。
信用リスクが大きいと相対的に利回りが高く、信用リスクが小さいと相対的に利回りが低くなります。
株式投資で失敗する人の5つの特徴
①資金管理をしていない
自分が投資可能なお金のうち、実際にどの位の金額を投資するのか管理することを資金管理といいます。
株式投資はマーケットの状況に応じてポジションを売買することで利益を得ますが、資金管理を怠ると必要なときに増減が出来ず、チャンスを逃したり、損失が膨らむ可能性が高くなります。
市場に資金投入することは長期的に富を築くための手段ですので、ギャンブル要素の強い取引は避けて市場から退場させられてしまわないように徹底した資金管理を行いましょう。
②分散投資をしていない
一つの銘柄に固執して集中的に資金を投資してしまうと、投資先が経営難に陥って倒産や上場廃止となった場合に、全ての資金(元本)を消失してしまう恐れがあります。
それに比べて分散投資は投資銘柄を多角化させることで、資産運用に伴う価格変動リスクを低減させることができるため、確実なリターンを見込める方法だといえます。
③ハイリスクな投資をしている
生活資金を投入することや、短期間で利益を上げようと思うあまり大きくポジションを取りすぎてしまうなど、身の丈に合っていない投資を行うと資金がショートしてしまいます。
必要な資金を投入してしまうと、絶対に負けられない、取り返さなくてはという感情が生まれて正常な判断ができなくなります。
投資のはずが、いつの間にかギャンブルにならないようにメンタルコントロールを意識するようにしましょう。
④曖昧な投資ルールで運用している
株式を売買する根拠付けや利益確定と損切りポイントの設定をしないなど、曖昧な投資ルールで運用することはリスク管理ができていないため、失敗する可能性が非常に高いです。
株式投資で安定した利益を出すためには、自分の投資ルールとスタイルを曲げないことが重要です。
⑤メンタルコントロールができていない
株式投資は自らの資産を投入しているため、欲望や恐怖といった感情がどうしても芽生えてしまいます。 含み損があると資金を失うかもしれないという恐怖感に襲われ、逆に利益が出ているともっと儲けたいという欲求が生まれます。
こういった感情に流されず、平常心で淡々と運用ルールに則った取り引き行えるようになると、安定した利益を生み出すことが可能となります。
【まとめ】常に平常心を保って、誠実な取引を心がけよう!
今回ご紹介した代表的なリスクについて学び、失敗する要素を回避することで確実に損失を減らすことができます。
常に平常心で自分の決めたルールを守って運用することで、例え一時的に失敗したとしても冷静に分析して、次の取引に繋げることが可能になります。
株式市場では根拠を積み重ねて自信があった取引でも失敗することは往々にしてあります。 取引に一喜一憂せず失敗を糧に成長をし続けることで、将来の成功へ繋がります。